2012年02月17日

ラッセル・シュウェイカート

地球を見下ろしても、いくつの国境や境界線を繰り返し越えたのかはわかりません。

国境など見えさえしないのです。

あの目覚めの風景である中東では、何百人もの人々が、あなたには見えない想像上の線をめぐって殺し合っていることをあなたは知っています。

あなたが見ているその場所から見れば、それは一つの全体であり、非常に美しい姿をしています。

そしてあなたは、両方の側から一人ずつの手をとり、こう言うことができたらいいのに、と思うのです。

「この視点から見てごらんなさい。ほら、見て。大事なことは何ですか?」

 ラッセル・シュウェイカート(アメリカの宇宙飛行士。月着陸船の初の有人試験を行った、アポロ9号の月着陸船操縦士として241時間の宇宙飛行を行った)
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2012年02月10日

ハリール・ジブラーン

あなたの子どもは、あなたの子どもではありません。

彼らは生命そのものが望んだ息子や娘なのです。

あなたを通ってやって来ますが、あなたからやって来るのではありません。

あなたといっしょにいますが、あなたのものではないのです。

子どもに愛を注いでもよいでしょう。でも、考えを与えてはいけません。

子どもには子どもの考えがあるからです。

あなたの家に子どもの体を住まわせてもよいでしょう。でも、その魂を住まわせてはいけません。

子どもの魂は明日の家に住んでいて、あなたの夢の中にでさえ、そこに立ち入ることはできないからです。

子どものようになろうと努めてもよいでしょう。でも、子どもをあなたのようにしようとしてはいけません。

生命は後戻りせず、昨日とともにとどまってもいないからです。

あなたは弓です。その弓から、子どもは生きた矢となって放たれます。

射手は果てしなく続く道にある的を見つめ、矢がすばやく、遠くへと飛んでいけるように、力いっぱいあなたをしならせます。

射手の手の中でしなることを喜びましょう。

なぜなら、射手が、飛んでいく矢を愛しているなら、同じようにとどまる弓も愛しているのですから。

 リハール・ジブラーン(1883-1931。レバノン出身の詩人、画家、彫刻家。オスマン帝国時代末期に現在のレバノン北部ブシャッレ(ブシャッリ)で生まれ、1895年にアメリカへ移住、ニューヨークで没した。「20世紀のウィリアム・ブレイク」とも称され、宗教・哲学に根ざした壮大な宇宙的ヴィジョンを謳う詩や絵画を残し、その作風は後世いろいろな詩人や政治家に影響を与えた。)
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